お気に入りになりました [本]
先日の記事(3月21日) http://gazirou.blog.so-net.ne.jp/2012-03-21 で少し触れた本です。黒田勇樹さんという元俳優さんのミクシィでの日記をベースにした本です。
俳優をやめて『非俳優』になってから100日間の日記をまとめた本です。1歳からデビューしてそれまでのほとんどの人生を俳優で過ごしてきたそうなので、『非俳優』という言葉も黒田さんにピッタリかもしれません。
メインの日記部分も面白いのですが、前書きと後書きがとてもよかったように思います。中性的でナルシスティックな風貌からは(勝手なイメージでごめんなさい)想像できないほどしっかりした言葉が綴られています。
もっと笑えるかと期待していたのですが、良い意味で期待を裏切られました。しんみりと読むのにも向いている本です。日記の出だしと終わりも、やるな・・・と、読み終わってひとりほくそ笑むのでした。手に入れてよかったと思います。日記なので、初めからきっちり読まなくてもいいですし、しばらく身近において、パラパラとめくる日々が続きそうです。
☆追記☆ 土曜日は、夜更かししていたら朝になってしまったので、慌てて寝て、起きたらお昼でした。ご飯を食べてまったりしたら夕方になってしまったのですが、叔父の所へ行ってきました。叔父はとても元気で安心しました。もしかしたら私の方がヨレヨレかもしれないと言って笑い合えたのが嬉しかったのです。楽しい気分で帰宅したのですが、帰りにワナにハマってしまってしまい・・・詳しくは後日に。
ということで、本日はこの辺で。それでは、また
7月も終わりですね [本]
それはともかく、また話題がないので、7月7日に読み終わって、その後もチラホラと読んでいるこちらの本の感想などを。
7月初旬の記事で、買いましたとご報告しまして、それきりになるかと思ったのですが、読んでみると非常にいい本であることに気づいたのでした。
正直言いますと、単なるタレント本で、ありきたりなことが書いてあるだけかと思っていました。長谷部選手に対して、真面目だけが取り柄の、ドラえもんに出てくる出木杉くんみたいなタイプかな?と勝手に想像していました。
以前からあちこちのテレビ番組や雑誌などでも紹介されていましたし、金スマに本人が出てきていましたので、軽く嘆いていたのです。ですが、その番組で長谷部選手がきちんと受け答えしていたのを観て、タレント本とタカをくくっていた自分が恥ずかしくなったのでした。そんなことがあり、この本をちゃんと読んでみようと、購入したのです。
ちょっとしたことがあると頭の中がごちゃごちゃになるタイプなのですが、読むと非常に頭の中が整理され、気分が落ち着くのがすぐにわかりました。
気取った文章ではないところも、読みやすいポイントかもしれません。なのに、わかりやすくまとまっていますし、何より長谷部選手自身が、この本を通して知って欲しいことを明確に記してあるところも非常に好感が持てました。
この本がきっかけで、元々気になっていた長谷部選手を好きになりました。サッカー日本代表のキャプテンとして、細かな気配りなどができる人だとわかっていたので、なおさらでした。
こんなことを言うのもおこがましいのですが、この本は、来るべくして私の手元に来たのかもしれないと思うのでした。
ということで、本日はこの辺で。それでは、また!
たまには、本のことを記事にすることもあります。 [本]
正確にいいますと、残り数ページを読み残して、そのままだっただけの話です。ずいぶんひっぱってしまいました。
私小説という分野の本を、「私小説」と知って読んだ本は苦役列車が初めてです。作者の西村賢太さんが芥川賞を受賞したので、にわかに興味を抱いただけだったのですが、思いのほか、心に食い込む本でした。
同時に、朝吹真理子さんの「きことわ」も買ってあるのですが、こちらはまだ読んでいません。その間に、別のジャンルの本を読んだり、「人間失格」などをibookで読み漁り、脇道にそれてしまったので、近いうちに読みたいと思っております。
西村さんの本は、全部読みたいと思っていますが、賞をとってから彼の本を買うのが難しくなっているようで、すでに出版されなくなった本は、大きく値段が上がっていたりしています。
図書館の本は、ページが肝心なところで抜けていたりして、気分を害することが多く、あまり性にあわないので、新刊や、なるべく人が触れたことが少ない本を、となると高いものになってしまうのがきびしいです。本には妥協をしたくないのですが、こだわりすぎかもしれません。
ということで、本日はこの辺で。それでは、また!
値段が倍な小説 [本]
中古しかないので、アマゾンを通じて出品者の方から購入しました。
希少な本になっているらしく、お値段が倍だそうですが、その旨ご了承を、という注意書きを見て購入を決めたので、問題ありません。
むしろ、楽しみなのです。発送の連絡は来ているのですが、メール便なので、明日以降の到着になるようです。
で、今日は近所の書店でこちらを購入
第144回 芥川賞を受賞した作品2作です。芥川賞という賞も聞いたことがあっただけで、どのような作品が選ばれるのかと、興味がありました。
まずはその前に『どうで死ぬ身の一踊り』を読んでからです。しつこいのですが、猛烈に楽しみです。読んでから記事にしてくれー!というツッコミはナシでお願い致します。
ということで、本日はこの辺で。
おつきあいくださいましてありがとうございます。それでは、また!
お気に入りお弁当 [本]
初めて携帯のナビを使い、ますます迷ったという、素晴らしい1日を過ごしたのでありました。
家を出てから帰宅まで、2時間隣町をさまよい、さらに隣町へ突入し、辺りが真っ暗になってしまっていました。
おまけに、うちにはお米が一粒もなく(昨日使い切ってしまいました)、フラフラになりながら、ようやく帰り道をみつけてから、携帯でお弁当を注文し、受け取って帰宅したのでした。
この素朴なお弁当(しょうが焼き弁当)が美味しくて、感激しました。個人経営の、チェーン店ではない地元のお弁当屋さんなのです。受注生産なので、コンビニ弁当とはまた違った温かみを感じるお弁当なのです。
そういえば、この短い期間に2度も道に迷うなんて、何かを変えないとイカンような気持ちになっております。
くどい表現で、ものすごく長い文章になってしまいましたが、最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます。
それでは、また!
進んだといっても少しですが [本]
買い物に出るときに、管理人さんに呼び止められて、話を聞くと、うちの上のお宅に住む人が帰宅されたとのこと。
そのときに、ベランダに鳩がいて、周りのお宅が迷惑している旨を伝えたそうです。上の人は、今日はまたすぐに出かけないといけないとのことで、ベランダの鳩のフンなどを片付けてくれたそうです。
今日はそこまでしかやってもらえなかったと管理人さんが、残念そうに報告してくれました。
ですが、鳩除けは次に帰宅したときにするようにと、約束を取り付けてくれたようです。それは、次の火曜日になるとのことでした。
今週中に理事会に鳩の件で文書を提出しようと思っていたので、先に話が進んでくれて、気分が楽になりました。
で、喜ばしくて、夕飯後にカステラとソフトクリームで祝杯を挙げました。(祝杯でなくても食べていたおやつですが(笑))
記事の内容を一部修正しました。はじめにnice!やコメントを下さった方々、混乱させてしまったらごめんなさい。そして、思わぬ長文になりました。読んでくださってありがとうございます。
猛暑が落ち着く前に、台風が来そうな気配ですが、皆様もお気をつけください。
今日もこれから歩いてきます。もしまた画像がとれたら、明日の記事でご紹介しますので、宜しくお願い致します。それでは、また!
ホームレス中学生を読んで [本]
感想を書くために、何度も読み返しました。
読んでいる途中で、泣いてしまうかと思いましたが、家族の横でだったので、泣くのをこらえてしまいました。恐らく、すごい形相で泣くのをこらえていたのだろうと思われます。顔が攣ってしまいそうになりました。ぐっとかみしめた耳の下あたりが痛かったです。
突然父から突きつけられた解散宣言。公園での生活。身の危険や空腹と戦い。その後の救助。テレビで田村氏の半生を見たことがあったので、そのときは本当にこんなことがあるの?と信じられませんでしたが、本を読んで、ああ、本当だったんだなぁ、と愕然としました。
何度も読むと文章使いの間違いなどはわかるのですが、それすらこの本の一部になっています。
そして、何よりすごい!と思ったのは、壮絶な生活そのものではなく、彼はこの本の中で、誰の悪口も言っていないのです。
そして、事情を知る人から、父親を恨んでいないのか?と訊かれることが多いらしいのですが、恨むどころか、感謝をしていると言い切ったのです。
誰の悪口も言わない。父にも感謝している。父にだけでなく、自分に関わった人たちにも感謝の気持ちを忘れない…。彼に救いがあったのは、こういった彼の人柄があったからなのだな、と妙に納得。
何度も読み返したい1冊になりました。
のぶきゅうにも読んでもらいました。で、読みやすい本だよねー、などとあえて軽めの感想を言い合っていたのですが、本の金額を聞いて、少し高いのではないか?と疑問を投げかけてきたので、そうかもね、と笑顔でかわしてみました。
今朝、NHKの番組で、ホームレス中学生の紹介があったのですが、感想を書こうと思っていたので、私は見ませんでした。のぶきゅうが言うには、彼が初めに寝泊りした公園が出ていたそうです。NHKの番組でも取り上げられたとなると、本もかなり売れて、浸透してきているのですね。
めずらしく [本]